こんにちは。
当サイトではおすすめの現代音楽家の方を紹介しています。
あまちゃんで人気の大友良英さん。
実はすごいノイズ音楽のミュージシャンの方だとご存知でしたか?
一度知ったらなかなか抜け出せない現代音楽の世界
にどっぷりつかってしまった私管理人が皆さんにおすすめの音楽家の方を
勝手に紹介していきます。
まずはここから?ジョンケージ
ジョンケージ。この人は現代音楽を調べる上で避けては通れません。
あまり聞いてて楽しい?と思う作品ではないかもしれませんが、
音楽の概念はこの人によってだいぶ広げられたといってよいでしょう。
代表作:4分33秒
時間が題名になっているこの作品。
ステージにピアノが一台置かれ、
演奏者がピアノの椅子に座ります。
そのまま4分と33秒が経過したとき、
さっと立ちあがって去る。。
えっ・・・・
と客はポカーンとしてしまい終了。。
そんな問題作でした。
いまでも、前衛音楽を考えるときに、
必ず触れる作品です。
ジョンケージ本人ではありませんが、
4:33に関連する動画はたくさん上がっています。
何もしないで演奏なの?と思うかもしれませんが、
演奏行為だけが音楽だと、なぜか私たちは思ってしまっているんです。
実際、何も演奏しない時間のなかでも、
お客さんが咳払いをしたり、椅子のきしむ音がしたり、
4:33という(何もしないからうまれる)時間の中に様々な、音は配置されています。
ステージにいる演奏者が奏でる音符、
そんな前提を外して考えてみると様々な音楽の可能性が浮かび上がってきます。
聞きやすい反復ミニマルミュージック スティーブ・ライヒ
聞きやすい音楽なら、ライヒをおすすめする人は多いでしょう。
代表作はたくさんあります。
日本の音楽家でも影響を受けている人が多いでしょう。
ピアノフレーズ
これは、
左右の手で、微妙にピッチをずらして同じフレーズを演奏することで、
音の重なりの位相が変化して聞こえてくるとても面白い作品です。
ライヒはこのように、
同じフレーズの反復を活用するミニマルミュージックと呼ばれるジャンルに属しています。
フレーズの軸は同じでも、微妙に変化するフレーズに音楽として過ごす時間を感じます。
しかしピアノはなかなか上手にひくのは難しそうですね。
パットメセニーという有名なジャズ・フュージョンギタリストもライヒの作品に参加しています。